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MINI GLOSSARY

用語ミニ辞典

医療保険ウィークリーダイジェストに登場した用語をわかりやすく解説します。 各号のレポートを読む際に、気になる用語があればこちらでご確認ください。

収録用語数 18
対象号数 3
最終更新 2026年5月20日
11語

介護分保険料

かいごぶんほけんりょう
第8号 保険料

40歳以上65歳未満の被保険者が負担する介護保険制度への拠出金相当分の保険料。医療保険料と合わせて徴収され、介護保険財政の安定化を図る。高齢化の進展により引き上げ傾向が続いており、現役世代の負担増加要因となっている。

患者アクセス

かんじゃ あくせす
第1号 薬・医療

患者が必要な医療サービスを適切なタイミングで受けられる環境のこと。地理的・経済的・時間的な要因により左右される。医療制度設計において医療の質、費用負担とのバランスが重要とされる。

患者特別負担

かんじゃ とくべつ ふたん
第6号 その他

通常の医療費負担に加えて、患者が追加で支払う費用のこと。たとえば、市販薬でも入手できる薬(OTC類似薬)を保険で処方する場合に、一定の自己負担額を求める仕組みがこれにあたります。患者の費用意識を高め、適正な受診を促す目的があります。

給付・負担構造

きゅうふ ふたん こうぞう
第1号 給付・払戻

医療保険制度における給付内容と保険料・自己負担の関係性を示す構造。高齢化進展により給付費の増加と負担能力のバランスが課題となり、制度改正の重要な検討要素となっている。

協会けんぽ

きょうかいけんぽ
第8号 制度・仕組み

全国健康保険協会が運営する健康保険制度で、主に中小企業の従業員とその家族が加入する。約3,900万人の被保険者・被扶養者を抱える日本最大の医療保険者。保険料率は医療分と介護分に分かれ、毎年度見直しが行われる。

疑義解釈

ぎぎかいしゃく
第8号 制度改正

診療報酬改定において、新たな算定要件や取扱いについて生じる疑問や不明点に対して、厚生労働省が公式に見解を示すもの。改定内容の詳細な運用方法を明確化し、医療機関の適切な算定を支援する。通常、改定施行前後に複数回にわたって公表される。

組合健保

くみあい けんぽ
第1号 制度・仕組み

健康保険組合が運営する被用者保険の一種。主に大企業とその従業員が加入し、独自の付加給付を提供することが多い。健康保険組合連合会(健保連)が各組合の利益を代表する。

高額療養費

こうがく りょうようひ
第6号 給付・払戻

1か月の医療費の自己負担額が高額になった場合に、限度額を超えた分を払い戻す制度。限度額は収入によって異なり、後期高齢者医療制度では所得区分ごとに上限が設けられています。あらかじめ「限度額適用認定証」を取得しておくと、窓口での支払いを上限額に抑えることができます。

後期高齢者医療制度

こうきこうれいしゃ いりょうせいど
第6号 制度・仕組み

75歳以上の方(一部65歳以上で障害のある方も含む)を対象とした医療保険制度。各都道府県に設置された「後期高齢者医療広域連合」が運営しています。保険料は加入者が個人として納め、医療費の自己負担割合は原則1割(現役並み所得者は3割)です。

後期高齢者支援金

こうきこうれいしゃしえんきん
第8号 給付・払戻

現役世代の医療保険(健康保険組合、協会けんぽ等)が後期高齢者医療制度の財政を支援するために拠出する資金。高齢化の進展により毎年増加傾向にあり、現役世代の保険料負担に直接的な影響を与える。世代間の医療費負担を調整する重要な仕組みである。

国民皆保険制度

こくみん かいほけん せいど
第1号 制度・仕組み

国民全員が何らかの医療保険に加入する制度。日本では健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度などにより、すべての国民が医療保険でカバーされている。医療費の一部負担により医療サービスを受けることができる。
3語

財政制度等審議会

ざいせい せいど とう しんぎかい
第1号 制度改正

財務大臣の諮問機関として国の財政制度や予算編成のあり方を審議する機関。医療制度改革においても重要な政策提言を行い、社会保障費の適正化に関する議論を主導する。

施設基準届出

しせつきじゅんとどけで
第8号 制度・仕組み

診療報酬改定において、新たな算定要件や基準を満たすことを厚生労働省に届け出る手続き。届出期限を過ぎると算定開始時期に影響するため、改定施行前の迅速な対応が求められる。医療機関が改定後の診療報酬を適切に算定するための重要な事務手続きである。

診療報酬改定

しんりょう ほうしゅう かいてい
第6号 制度改正

医療機関や薬局が保険から受け取る報酬(診療報酬)の基準を見直すこと。原則として2年に1度実施され、医療技術の進歩や医療費の動向を踏まえて点数(金額)が改定されます。患者の自己負担額や受けられる医療サービスの内容にも影響するため、注目度の高い改定です。
3語

被保険者

ひ ほけんしゃ
第6号 制度・仕組み

保険に加入している人のこと。後期高齢者医療制度では、原則として75歳以上のすべての方が被保険者となります。65〜74歳でも、一定の障害認定を受けた方は申請によって被保険者になることができます。扶養家族という概念はなく、一人ひとりが被保険者として保険料を納めます。

附帯決議

ふたいけつぎ
第8号 制度改正

国会において法案可決時に併せて決議される、政府に対する要請や配慮事項を示すもの。法的拘束力はないが、制度運用における重要な指針として機能する。健康保険法改正案では現役世代の保険料負担軽減への配慮が明記された。

保険料率

ほけんりょう りつ
第6号 保険料

医療保険料を計算するための基準となる率のこと。大きく2つの部分で構成されます。
  • 所得割(しょとくわり):前年の所得に一定の率をかけて算出する部分
  • 均等割(きんとうわり):被保険者一人あたり一律にかかる定額の部分
保険料率は都道府県ごとの広域連合が2年ごとに改定し、医療費の動向によって変動します。
A-Z 1語

OTC類似薬

おーてぃーしー るいじやく
第6号 薬・医療

処方薬と同じような成分を含む市販薬のこと。OTCとは「Over The Counter(カウンター越しに買える)」の略で、医師の処方箋なしに薬局・ドラッグストアで購入できる薬を指します。
市販でも入手できる薬を保険で処方する場合、患者に一定の自己負担(患者特別負担)を求める議論が進んでいます。これにより、保険財政の持続性を高め、真に必要な人へ医療資源を集中させる狙いがあります。

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